人気ブログランキング | 話題のタグを見る
excitemusic
五感の外のフィールドワーク
by lotus_ark
ICELANDia
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
以前の記事
カテゴリ
フォロー中のブログ
リンク
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


スケール・フリー




まだこれが本当のことか、よくわかりません。
体験を、また感じたままに書かせて頂きます。
五感の外を視点に置かない見方では、幻想と読み取ること
もできるかもしれません。

ただ、私とおばさまの間では、意味のある体験でした。

彼女はとても懸命に、人を助けることに生きられた方でした。
立派なお仕事もされてこられた方でしたが。
お別れの時に想い出されるのは、いっとき、いっときの愛ある、
楽しい場面でした。

そして。

「見え」ようが見えまいが、旅立ちのとき、確かに温かく迎え
られる・・・。
おばさまには、最後の時まで学ばせて頂いたと思います・・・。


旅立ちとの出逢いに抵抗を感じられる方もいらっしゃるかと
思います。その方は、ここでそっと閉じて下さいね。



・・・


教会にて。
とてもお世話になったおばさまが、旅立たれました。
そのお別れの会にて。

私もかつて慣れ親しんだ教会。おばさまもこちらの教会員で、
懐かしい場所でした。



静かに会が始まりました。

しばらく、お話を聞きながらぼんやりと会堂の中央を眺めてい
ました。
すると、棺にかけられた黒い布の上に、うっすら上半身の白い
エネルギー状の姿が映りました。
光の反射かと思い、もういちど目をこらしたら、白いもやは消え
ていました。


「○ちゃん、牧師になればいいのに。」
突拍子もなく、「声」が聴こえました。

あ、おばさまだ。


なにか自由の身になったのを楽しむかのように、あたりにふんわり
と浮かんで動いていらっしゃいます。

驚きました。
そして、生前のやりとりそのままに、私は「けどでも微妙にやりたい
ことが違いますし・・・」などと思わずもごもごと言い訳していました・・・。

そんな私の反応にはお構いなしに。


「せいせいしたわよう」

長く伏されていらしたので、おつかれでしょう。



これから旅立ちなのですから。
この場によいエネルギーがたくさん流れますように・・・。

自分をからっぽにするようにしながら、あたりを「見」ました。



すると、たくさんの幼児形の天使たちが、水の流れのように
渦を巻いて、おばさまの周りを飛び始めました。

渦のまんなかで、おばさまはブラウスとスラックスといういつ
もの服装を解かれ、二人ほどの幼児形天使に白いローブを
頭からすっぽりとかぶせられました。

右回りに飛ぶ天使たちの流れの一部が分離して、内側に逆
向きの小さな渦をつくりはじめました。

すると、その天使群の支える空間になにか箱のような荷物の
ような「抱えてきた余計なもの」が集まり、天使たちはその手
を離して、視界の中心に、荷物の山を積み上げました。


おばさまは、その山に足をとられて、その軽快な空間から足
を滑らせて落ちそうになりました。



・・と、目の前に、大きすぎて上半身しか見えないキリストが
現れ、手のひらほどの高さしかないおばさまを、ふわりと懐に
受け止められました。

・・教会とはいえ。この方をこのような形で「見る」のは初めて・・・。


おばさまは、キリストの懐につっぷしていました。感情が甦っ
てきたのか、白いローブから着ていらした赤いブラウスに服装
を戻しながら、背中を震わして泣いていらっしゃいます・・。

きっと、求めていた方に出逢えて、うれしかったのでしょう。


そのまま、巨大なキリストはおばさまをつれて遠く上昇し、視界
から消えていきました・・・。

・・

牧師さんのお話はつづいていました。
それをぼんやりと聴いていると。

こんどは、会堂の中空に、6mほどの背丈でキリストが立たれて
いらっしゃるのが「見え」ました。

白いローブを着て、栗色のゆるい巻き毛。集まった人々を見下ろ
すように伏し目かげんでたたずんでいらっしゃいます。

その右手、会堂の端には、やはり中空に、ガブリエル。


残された人々の心に癒しの力を注ぐために、戻っていらした
ようです。
手をやや広げ、エネルギーを注いでいらっしゃいます。


ほう~、と見上げていますと。

「貴方もおやりなさい。」
と言われました。


わたしは、第3アチューンメントの存在を下ろし、自分と重なり
ました。
存在は、私の座っている場所から伸び上がり、同じようにエネ
ルギーを注ぎ始めました。

エネルギーは、会堂に注がれます。
その場所だけでなく、広く、広く、エネルギーを注ぎたくなり、
教会の上空に大きく伸び上がりました。

会堂はどんどん小さくなり、光る点となり。
やがて、第3アチューンメントの存在のなかで光っていました。


ああ、これは、体のなかに取り込むヒーリングなのだなあ・・。

と思い、ふと見やると、キリストが左上にいらっしゃいます。
もっともっと伸び上がり、宇宙までいってみました。
けれど、目を向けるとやはり同じ大きさで左上にいらっしゃいます・・・・。



かみさまってスケール・フリーなんだ。


第3アチューンメントの存在が聴いたらガックリしそうですが。
素朴に驚いていました。


驚きながら、意識は元に戻りました。


・・

私の逢ったおばさまは、生前そのままのお元気さと気さくさ
でした。

彼女の愛するキリストに迎えられて、旅立たれたこと。
やはり別れは寂しいので、すこし泣いてしまいましたが。

素敵な旅立ちを見せて下さって、最後まで学ばせていただき
ました。



おばさま、いままでありがとうございました。
by lotus_ark | 2007-01-23 00:01 | 見えること
<< 内側からノック 石の声を聴く人(日曜日のひとり... >>