刃の上に立つ |
おととい、久々に居間限定1本締め地震が来ました。 どんっ、と1回揺れておしまいなのデス・・・。 なんなんでしょうう~~。 ・・・ ちょっと個人的なお話。っていつもですかぁ。 五感の外と内、その両極の間にある刃ようなバランスの上に立つこと が、わたしが心の中で求めているスタンスのようです。 いましてる仕事は工学に関わるもので。不可知な感覚はイレギュラー なノイズとみなされ、それを扱うのはまったく無意味なことと考えられ ています。 汎用性のある「世界のルール」を見つけるのが、科学が最も尊ぶ エレガントな仕事であり。 工学は科学が見出したルールを駆使してできるだけ広く使われる道具 を生み出すことをエレガントな仕事とみています。 科学は豊かなのだけれど。 限りなく現象を微分していく行為なので検証されてない世界が常に 膨大にあって。 限られた実りを利用して生きていることを意識していないと、 限られた実りだけが世界のすべてだと思ってしまうのですよね。 それって貧しい。 仮に五感の外の世界があるという前提・・・これはプリミティブな暮らしを してきた人々にとってはあたりまえのものなのだけれども。 それが実在するという仮定に立って生きても、ホントはまったく問題なく 生きられます・・・。 科学主義的な生き方、プリミティブな生き方。 どちらの視点をも葉の表と裏、木の根と枝としてともに見て生きるありかた をつくるのが、わたしたちの過去・現在の経験をともに尊重した生き方なの ではないかと最近感じるのです。 ・・・などと夕べいろいろと考えてました。 で。 いま居る場所もなんだかんだでもう12年~! もう卒業してもいいかなあ・・と思えるようになってきました。 年度末まで4ヵ月半。 新年度の居場所はまだ決めてないけれど、 とりあえず残務処理始めようっと。 いろいろスタンスの変わりつつあるみなさま、いらっしゃると思いマス。 わたしも、ことしこういう展開になるとは思っていませんでしたぁ~~。 でも意外性も人生に贈られた楽しみのひとつかも♪ 岐路に立つみんな、がんばろうね☆ |
by lotus_ark
| 2006-11-15 11:02
| 日常
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