excitemusic
五感の外のフィールドワーク
by lotus_ark
ICELANDia
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
以前の記事
カテゴリ
フォロー中のブログ
リンク
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


影との戦い





またまた、「ゲド戦記」メモです。

メモなので、とっても、わかりづらいかもしれないです。
そうだったらごめんなさいね。



どうやらこれは、とても寓意に満ちた物語で。
あまり親切に説明されてはいないけど、埋め込まれてる象徴を
見つけられれば、その物語は生き始めるみたいです。

縁のある方には、きっと滋養のある物語です。



以下は、私の事例です。


選抜戦2日目。16チームも居るなかで、いちばん避けたかった
「影」のいるチームとくじびきで対戦が決まりました。

あちゃー、と思いましたが、題のまんま「影との戦い」をする状況
に導かれました。



「影」と出会い、去年まで私が対面していた戦いは、まさに2作目の
「こわれた腕輪」でした。


1作目、「影との戦い」では、個人と影との対面について語られて
いました。
2作目では、影がつくる群れの力についての寓意が込められてい
たようです。



私の場合、「影」が持っている「信念」は、

「支配しろ、さもなくば支配される」

でした。これが「影」の名で、それが私でもありました。


そのための強固な神殿が、影にとっても、自分にとっても、
チームでした。



群れ(=チーム)は、形成されれば、構成員を守ります。
なので、その保護のもとに依存しやすくなります。

依存は、闇です。

依存の闇が群れの内に生まれてしまうと、互いがより都合よく
依存できるように、闇は集まり、群れを守るための大きな闇が
生まれてきます。

それが、第2作目に出てくる迷宮のようです。


けれど、闇のなかにも、たしかにエレス・アクベの腕輪の断片は
あって、それは不完全ですが、一つの集団を強固にまとめる力を
持っています。

力は、闇の迷宮隅々までをそらんじて、それを過たず操作するこ
とで生まれます。

月並みにいうと、人の心の機微を捉え操作することに長けること、
デス。

一人、それに長けた大巫女(=リーダー)が居て、操作を適切に
行えば、それだけでもたしかに闇を介して群れはまとまります。


闇を介して繋がった群れは、それを操作する大巫女にとっては、
自分を守る最強の盾である神殿となります。

従わないものは、舌を切り、闇の迷宮に喰わせてしまうこともで
きます。実際、「影」はそうしていましたし。



闇の凝集力によっても、擬似的な統治と安定は生じうるということ
を、こわれた腕輪とそれのある闇の迷宮という場所が、暗示して
いるんです。


・・


一方、腕輪の片割れは、光に晒された島の、全てを手放した無
欲な兄妹の手元にあり、ゲドへと手渡されました。


「無欲」もまた、エレス・アクベの腕輪の力を暗示しているように感じ
ます。

それだけでは、何も機能はしないのですが・・・。


そして「無欲」は無欲なだけに、世界のなかでも、求めていっては得
られないような、とっても見つかりづらい場所にあるんです。


少なくとも、闇のなかに「無欲」は見つかりませんでした。





・・


人の心をつなぎ、集団としての人々を平和な状態の内にまとめ
ていく完全な力とは、


無欲+闇とその迷宮を知りぬき、扱う力



です。


そして、それぞれの腕輪の片割れを繋げることができたのは、ゲド。

己の影の名を見出した者にしか、無欲と闇とを繋げ、完全なものと
することは出来なかったのです。



これが、私が影との戦いで得た、ひとつの解釈です。





はぁ~、長かった。

これ一つ学ぶのに、3年半かかりましたもの・・・・・・。




エレス・アクベの腕輪は、「つなぎの文字」により国と国を結び
つける力をもつ、統治と平和のしるし、として描かれています。


その完全な腕輪を嵌めた者こそ、「エレス・アクベの武勲」に
語られる、ヒーローなのかもしれません。




「影」に感謝です。

試合をしたあとの握手では、虚無の嫌ァな感じが伝わってきた
けれど。去年より闇が深くなってた・・・。


いつか「影」も、自分の神殿を壊して、完全な腕輪を嵌められると
きがくるといいね。
[PR]
by lotus_ark | 2006-08-07 08:12 | 日常
<< Motownphilly 天敵との対面 >>