イメージに影響しているかもしれない2冊の本 |
何の予備知識もなく、こんな「想像」めいたことを「体験」するだろうか、 というのは、普通の感覚として疑問に感じますよね。 この手のことに似ている状況を扱った本で、印象に残っていたのは、 文化人類学を勉強していた頃に出合った、カルロス・カスタネダの本 (ドン・ファンのシリーズ)です。 当時はまず、学術的には扱えないなあ、と思いました。 それでも鎌倉の古本屋さんで、ところどころ傍線引きしてあるのを手 にとったとき、前の持ち主が深く思いいれをもって読んでいたような感じ がして、魔術書でも買うようなうしろめたい気持ちで、でもドキドキしなが ら3冊ほどを買いました。 その頃はこっそり、夢のなかで手を動かせないかな~、などと頑張っ てみたものです。動かせなかったけど。 すっかり忘れていましたが、アチューンメントのときに、それを思い出し たのは、たしかです。 それと、もう1冊がダン・ミルマンの「やすらぎの戦士(The peaceful warrior)」。 カラコルムヒマラヤへの旅をともにしたことのある友人が、当時、面白 い本だからと紹介してくれて、私も読んで好きになりました。 ガソリンスタンドで、ソクラテスという師について、禅っぽい修業をする 体操選手の物語です。 生きるのを自由な気分にさせてくれました。 そこでの名セリフが、「幸福を、満タンに。」 今でも大好きなことばです。 |
by lotus_ark
| 2006-05-01 19:08
| 日常
|
<< セラミックに痺れる | コードをつなぐ >> |